AD2245からの逃亡者









                                    








     第2章

 レオに触れたい。レオの温もりに包まれたい。
レオに弘樹を重ね合わせているせいか、出逢ってから数時間しか経っていないのに、既にレオと恋人同士なのだという錯覚に陥る。
弘樹の死後、頑なに1人で生きてきたが、やはり寂しさと孤独感がずっとまとわりついていた。
由衣の心情を察したかのように、レオが手を指し伸べてくる。

「ずっとここにいるのも危険かもしれない」