フィーネは火竜がいるだろう場所に歩いていく、途中で完全に氷漬けになっている竜を見た。方向は合っているらしい。
雪が少し積もった頃にやっと見つけた。
脚が氷漬けになっている火竜だ。火竜は翼を羽ばたかせ逃れようとして火を吐く。
その火を分厚い氷の壁で防ぐクローヴィス。
(すごい魔法!)
フィーネは感心しながらときめいた。
領地から追い出すのではなく、氷漬けにする気なのだろう。
氷を操るクローヴィスは冷静に火竜を見ている。
(まるで氷の精霊王が顕現したみたいだわ)
クローヴィスの横顔を見ながらフィーネは高揚した。
火竜はだんだん火を吐かなくなってきた。気温の事もあり弱ってきたようだ。
最後は氷の壁で火竜を囲んで凍らせてしまった。
クローヴィスの名前を呼ぼうとしたが、先にアンディスが近寄って話しかける。
「……帰ろうか」
「フィーネ、行かなくて良いの?」
雪の精霊が尋ねた。
「うん」
フィーネはクローヴィスに話しかける事なく冬の領地に帰った。
雪が少し積もった頃にやっと見つけた。
脚が氷漬けになっている火竜だ。火竜は翼を羽ばたかせ逃れようとして火を吐く。
その火を分厚い氷の壁で防ぐクローヴィス。
(すごい魔法!)
フィーネは感心しながらときめいた。
領地から追い出すのではなく、氷漬けにする気なのだろう。
氷を操るクローヴィスは冷静に火竜を見ている。
(まるで氷の精霊王が顕現したみたいだわ)
クローヴィスの横顔を見ながらフィーネは高揚した。
火竜はだんだん火を吐かなくなってきた。気温の事もあり弱ってきたようだ。
最後は氷の壁で火竜を囲んで凍らせてしまった。
クローヴィスの名前を呼ぼうとしたが、先にアンディスが近寄って話しかける。
「……帰ろうか」
「フィーネ、行かなくて良いの?」
雪の精霊が尋ねた。
「うん」
フィーネはクローヴィスに話しかける事なく冬の領地に帰った。


