フローゼは笑い出す。
「春の領地の人間だとキツいわね」
春の領民と冬の領民の気温が合わなくて別れるのは時々聞くが実際に出会うのは初めてだ。
「何でクローヴィス様のところに来たのですか?」
「あわよくば再婚したいと思っていたのよね」
「クローヴィス様は私と婚約していますが?」
「それよね~。でも冬の領地に来て思ったの……やっぱり寒いの無理!」
再び笑い出すフローゼ。
(心配することなかったわ。話せて良かった)
だが、フィーネはフローゼの一言が引っかかってモヤモヤする。
(好きって永遠に言われないのね)
寂しい気持ちになった。
フィーネとフローゼがクローヴィスの話で盛り上がっているとクローヴィスがカフェに入ってきた。
「ここにいたのか、フィーネ!」
いつもの無表情ではない、何か焦っている。
「どうしたのですかクローヴィス様?」
フィーネは上目遣いでクローヴィスに尋ねた。
動揺するクローヴィス。ポケットからお金を出して机に置く。
「帰るぞ、フィーネ」
手を引かれるフィーネ、振り返るとニコニコ笑うフローゼが片手を振っている。
「春の領地の人間だとキツいわね」
春の領民と冬の領民の気温が合わなくて別れるのは時々聞くが実際に出会うのは初めてだ。
「何でクローヴィス様のところに来たのですか?」
「あわよくば再婚したいと思っていたのよね」
「クローヴィス様は私と婚約していますが?」
「それよね~。でも冬の領地に来て思ったの……やっぱり寒いの無理!」
再び笑い出すフローゼ。
(心配することなかったわ。話せて良かった)
だが、フィーネはフローゼの一言が引っかかってモヤモヤする。
(好きって永遠に言われないのね)
寂しい気持ちになった。
フィーネとフローゼがクローヴィスの話で盛り上がっているとクローヴィスがカフェに入ってきた。
「ここにいたのか、フィーネ!」
いつもの無表情ではない、何か焦っている。
「どうしたのですかクローヴィス様?」
フィーネは上目遣いでクローヴィスに尋ねた。
動揺するクローヴィス。ポケットからお金を出して机に置く。
「帰るぞ、フィーネ」
手を引かれるフィーネ、振り返るとニコニコ笑うフローゼが片手を振っている。


