きっと、夏のこと


飲み物をのみながらわからない感情にもう一回向き合う。


「歌詞読んで、その時の自分の感情になって歌えば大丈夫だよ」

って言って先輩はまたどこかに行ってしまった。





いつの間にか外は暗くなって、初日は解散になった。



「先輩たち優しそうだったね~」

「私これ歌うんだけどさ練習しなきゃ~」

「軽音楽しいね~」


なんて無邪気にはしゃぐ彼女をよそに


私の頭は、ずっと歌詞をなぞった。