御堂先生は溺愛中


「…大丈夫だよ。」



「え…?」



何が大丈夫なの?



先生にとっては何も大丈夫じゃないじゃん。




「俺は好きな人を揶揄ったりするようなガキじゃないから。」



予想外の御堂の答えに、凛は目を見開いて御堂を見た。



「いや、まあ…そうですけど。」



そういう問題なのか??



「なんて、そんなとこで競って、子供みたいだよね。」



そう言って笑う御堂に、凛はため息をついた。



だめだ、多分私が言いたいことは一切伝わってない。



でも私はちゃんと言ったからね?



人のことを好きになれないって。



それでも私にアタックし続けて、傷ついても



私は知らないからね。




そう心の中で呟きながら、凛も空を仰いだ。