「落ち着いた?」
凛がぐるぐると考え事をしていると、ペットボトル片手に御堂が戻って来た。
「はい。とりあえず飲んで。」
御堂はそう言ってペットボトルの水を凛に手渡すと、凛は「ありがとうございます。」とお礼を言って受け取った。
「…なんで、先生がこんなとこにいるんですか。」
水を含んで飲み込むと、凛はそう尋ねた。
…もしかして、ストーカー??
その疑いが無きにしも非ずだからだ。
「俺、地元こっちなんだ。」
「え…?」
「大学進学を機に今住んでる方で一人暮らしして、そのまま就職したって感じ。」
その御堂の説明に、凛はすんなり納得した。
