御堂先生は溺愛中

「んー!これ美味しいね!」




神社の隅を歩きながら、先ほど屋台で買ったフルーツジュースを片手に美優がそう言った。



「ね、美味しい。」



凛もそれに同調すると、眞子もうんうんと頷いた。



祭りに来てから数十分ほど経っただろうか。


屋台を見ながらぐるりと一周したが、凛が危惧していた同級生との邂逅はなく、少しホッとしていた。



「次はたこ焼き食べない?」



眞子の提案に、凛と美優も「いいね!」と賛成した。



「たこ焼きの屋台どこだろうねえ。」



そう言いながら3人でキョロキョロしながら歩いていると、




「あ!」




美優が突然大きな声を上げて指をさした。