「凛ちゃん、こっちこっち!」
凛が待ち合わせ場所に着くと、美優と眞子はすでに揃っていて、凛を見かけるなり手を上げて呼んだ。
「あ、美優ちゃんに、眞子ちゃん!久しぶり!」
「凛ちゃん久しぶり〜!会えてめっちゃ嬉しい!」
凛はひとしきり眞子との再会を喜ぶと、3人はお祭りをやっている神社に向かった。
「凛ちゃん、浴衣かわいいねえ。」
眞子がそう言うと、凛は「へへ、おばあちゃんが着付けしてくれたんだ。」と照れ笑いを浮かべた。
「眞子ちゃんも美優ちゃんも、浴衣かわいいね。」
ピンク色のキラキララメがあしらわれている美優の浴衣と、大きなひまわりがいくつも描かれてる眞子の浴衣を交互に見て、凛はそう言った。
「そういえば、眞子って、松本くんと付き合ってるんだよ〜!」
突然の美優の告白に、凛は「松本…?」と呟いた。
「覚えてる?うちらが4年生の時に同じクラスだった…。」
眞子のその言葉で、凛は完全に思い出した。
