「あっ、そうだ!」 話の合間、美優は何かを思い出したのか、突然そう声を上げた。 「明日の夜、お祭りあるんだけど一緒に行かない?」 美優の提案に、凛は一瞬悩んだ。 お祭りとなれば地元の人がたくさん集まる。 そうなれば昔揶揄ってきた男子たちに遭遇する可能性もある。 そう考えただけで、お腹の傷がじんわりと痛んだ。 「ね?眞子と一緒に行くつもりだったんだけど、3人で行ったら絶対楽しいよ!眞子も凛ちゃんに会えたら絶対嬉しいだろうし!」 美優の勢いに、凛は結局「うん、行く!」と答えた。