御堂先生は溺愛中

しばらくして、期末テストの期間に入った。



テスト勉強期間中でも、御堂はテストの作成に追われながらも凛の特訓に付き合った。



凛もそのおかげか、テスト当日はいつもよりも少し自信を持って臨むことができた。



そしてテストの返却の日。



「はい、大野さん。」


にっこりと笑顔を浮かべる御堂に、凛は堂々とした態度で答案用紙を受け取る。


大丈夫…あんなに頑張ったんだもん。平均点は超えてる…はず!



凛は席に着くと鼓動を高まらせながら答案用紙を見た。








…わっ。







やっっっっった!!!






授業冒頭で御堂が言っていた平均点よりも高い点数がそこには記されていて、凛は思わずガッツポーズをした。








『よくできました』




ニコッと笑っている絵文字付きのその言葉が点数の横に書かれてるのを見て、凛はまた笑った。





これで、特訓ともおさらばだ〜!!





そう喜んでいると、答案用紙の右隅に貼ってある付箋が目に入った。







『放課後、英語教科室にきて。』





え。



なんで??



…もしかして今度は80点以上取るまで特訓とか言うわけ!?




凛は悪い予感しかしなくて、ぶるぶると身体を震わせた。