御堂先生は溺愛中


「すごいですね。英語ペラペラってことですよね?」



ストレートに褒められて、御堂は照れ笑いを浮かべた。



「英語話せる人って、かっこいいですよね。」



凛が興奮気味にそう言うと、御堂は一瞬の間を開けて顔を手で覆った。



「かっこいいって…。」



手の隙間から漏れた言葉に、凛はハッと気づいて首を勢いよく横に振った。



「いや、そういう意味で言ったんじゃないですから!同じ人間として、って言う意味ですから!」



一生懸命に訂正する凛の声は、どうやら御堂には届いていないようだった。




この人といると、なんか調子狂うな…。


凛はそう心の中でぼやいた。