「そ、そういえば、先生は何で英語の先生になったんですか??」
このまま変な方向に話がいったらまずいと思った凛は、全く関係のない話を御堂に振った。
「うーん、それは…。」
御堂は少し考えてから、再び口を開いた。
「小さい頃から英会話を習ってて、それで得意だったからかな。」
「へえ〜、すごいですね。」
英語なんて微塵も興味なかった、正反対の幼少期を過ごしてきた凛はシンプルに感心した。
「海外に行ったことあるんですか?」
そう尋ねる凛に、御堂はカフェラテを一口啜ってから、
「そうだね。大学生の時に留学もさせてもらったし。」
特別なことでもないように言った。
そんな御堂に凛はますます目を輝かせた。
