「なんか…信用ならないです。好きになる理由が見当たらないし。」 凛はをそう言うと御堂の方をチラリと見た。 あからさまに困った顔をしている御堂に、やっぱ私のことが好きなんて嘘なんじゃ…?と疑念が込み上げた。 「…恥ずかしいんだけど。」 御堂は口元を手で隠しながら、頬を赤く染めた。 「…去年の秋ぐらいだったかなあ。」 そう言うと、御堂はぽつりぽつりと話し出した。