御堂先生は溺愛中


教室がある棟とは別の棟の2階。



人気のない場所に、『英語教科室』はあった。



こんな教室あったんだ…。



と思いつつ、凛はその扉の前に立ちはだかった。




はあ。



呼び出しされて、何言われるんだろ。



…まさか。



私は英語が出来なさすぎる馬鹿だから



やっぱり好きになるのやめます!



とか言われるのかな。



それだったら好都合だけどな。




そんな淡い期待を寄せながら、凛はゆっくりとドアを開けた。