御堂先生は溺愛中


塾に着いて初めて受講することを受付で伝えると、先生に教室まで案内された。




「ここが英語基礎の教室で、いつどの教室使うかはこのプリントに載ってるから。」




そう言って先生は凛に一枚の紙を手渡した。



凛はそれを「ありがとうございます。」と言って受け取ると、適当な席についた。



他の学校の人たちなのか、同じ2年生のはずなのに見慣れない人たちに囲まれて、凛は不思議な感覚に陥った。



なんか、変に緊張するな。



そう思って背筋をピンと伸ばすしていると、




「げっ。」




どこからか聞き慣れた声が聞こえた。



凛は反射的にその声の方を向くと、