「おはよー!って、あれ?」 次の日。 凛は机の上で調査書を眺めていると、結奈が挨拶しながら駆け寄ってきた。 「凛、それまだ出してなかったの?」 結奈は凛の手元を指差しながらそう不思議そうに聞いた。 「あー、適当なこと書いたら古賀先生に突き返されちゃってさ。昨日急いで書いたって感じ。」 凛が苦笑しながら結奈にそう説明した。 「そうだったんだ。で、決まったの?」 「うん、一応ね。」 「それならよかったじゃん!」 「まあね。結奈はどこにしたの?」 凛が結奈に尋ねるのと同時に、予鈴が鳴った。