それからというもの、凛が委員会活動をしている日は、決まって御堂が図書室に顔を出した。
凛も最初は偶然だと思っていたけれど、三回、四回と続くうちに、よく来るなあ、と不思議に思うようになった。
どうやら御堂も図書委員会を受け持っているらしい。
それにしても、あのおじいちゃん先生には最初の委員会の集まりの日から1回も顔を合わせてないのに、おそらく毎日顔を出しているなんて、御堂先生も真面目な人なんだなあ、と感心していた。
それに来るたびに「はい、これ」と何か差し入れを置いていくのだが、それがたまたまなのか、決まって凛がおやつでたまに食べてるチョコレートやクッキーだったりする。
顔もいいのに、性格も良くて、センスまでいいなんて。
天は二物も三物も与えるんだな、と凛は呑気に考えていた。
