「つ、つきあってないって、こと!?」 「うん。」 「凛は先生のこと好きなんだよね?」 「…うん。」 「先生だって、凛のこと好きじゃん?」 結奈にそう聞かれて凛は少し考えた。 『嫌なわけない。それはあの病院の屋上で会った時から変わらないよ。』 傷がある女の子が嫌か聞いた時、御堂が答えた言葉を頭の中で反芻させた。 「…たぶんね。」 「…じゃあなんで付き合ってないの!?!?」 結奈は理解ができないというような顔で凛を見た。 凛は、「うーん…。」と唸った。