そんなこんなで、修学旅行はあっという間に終わってしまい、凛は御堂に話しかける隙さえ見つけられずに解散となった。 車で親が迎えにきている生徒、駅まで集団で歩いて行く生徒 そんな生徒たちを笑顔で見送る御堂を見つけて、凛は立ち止まった。 いつも囲ってる生徒たちも、流石に長旅で疲れたのか、御堂に挨拶をするとさっさとそれぞれの帰路についていく。 今が…きっとチャンスだ。 凛は鼓動を高まらせながら、御堂にずんずんと近づいた。