御堂先生は溺愛中


次の日。



凛は登校してくるなり、後ろの席で机の上に肘をついて眠たそうにしている海斗に「あのさー。」と話しかけた。



「ん?なに?」



海斗は少しめんどくさそうに返す。



「結奈と御堂先生ってどう思う?」



凛にそう聞かれた海斗は、なんかデジャブだなと感じながらも「はあ?興味ね〜。」と返して、あれ、待てよ?と思い直した。



「御堂と木下?あいつらが何なの?」



海斗にそう聞かれた凛は、声を顰めて言った。



「実は結奈が御堂先生のことが好きで…。」



「はあ!?」



こいつらいつの間に三角関係になってんの!?!?




海斗は驚きのあまり大きな声を出した。



その声の大きさに凛は顔を顰めながら「うるさい!しーっ!」と制した。



「いや、だって、お前…アイツって凛のことが好きなんだろ?」



海斗の言葉に、凛は一瞬頭が真っ白になった。