「あのね……私、御堂先生が好きなの。」
今にも泣きそうな声で告白をする結奈に、凛は「へ…?」と素っ頓狂な声を上げた。
結奈が、御堂先生を、好き???
凛はその意味を理解した瞬間、胸がギュッと苦しくなった。
なんで苦しくなったのかは凛自身もわからなくて、その代わり考えるよりも先に「ごめん。」という言葉が溢れた。
「え?」
その謝罪の意味がわからない結奈は思わず聞き返した。
「ごめんね…私、結奈が御堂先生のこと好きって知らずに、色々相談しちゃって…辛かったよね。それなのに今まで親身に相談乗ってくれてありがとうね。」
今度は凛が泣き出しそうな声でそう言った。
こうなるとは予測もしていなかった結奈は目をぱちくりさせながら凛を見た。
「えっと、…凛は私が御堂先生のこと好きでも嫌じゃないの?」
結奈の問いかけに凛は勢いよく首を横に振った。
「まさか!嫌なわけないじゃん!!応援するよ!」
凛が勢いよくそういうと、結奈は苦笑いを浮かべながら
「そっかー…、ありがとう。」
と返した。
