御堂先生は溺愛中


「おはよー。」



凛が2人に声を掛けた。



「お、おはよ。」



「2人で話してるなんて珍しいね。」



何気なく言う凛に、結奈は動揺しながら「べ、別にっ、たまには話すことだってあるし。」と返した。



「てか、お前頭大丈夫なの?でかい棒で打ったんだろ?」



海斗のその言葉に、そういえば御堂がそうクラスメイトに言ってくれてたんだったと思い出した凛は、「ま、まあね。」と何もなってない頭をさすった。



「お前がもっとバカになったら御堂のせいだな。」



そう言ってゲラゲラ笑う海斗を凛は睨んだ。



「そしたら海斗の頭も私が殴ってあげる。」



そう脅しながら凛は自分の机にどかっと荷物を置いた。





そうだ、御堂先生にちゃんとごめんなさいとありがとうを言わなきゃ。




今日は英語の授業ないし…明日の授業の時は…



先生いつも女の子に囲まれてるから話しかけづらいんだよな…。



凛はどのタイミングだったら話しかけられるだろうか、と1人考えていた。