午後の競技が始まると、凛は漸く異変に気づいた。
なんか暑いような、寒いような
気持ちが悪いような、
…保健室で休んでこようかな。
そう思って席を立とうとすると、
「あ、凛ちゃん!リレー頑張ろうね!」
そう言いながらクラスメイトが通り過ぎて、凛は「あ、そうだね…。」と返して、そのまま椅子に座った。
だめだ。行けない。
皆私に期待してくれてる。
すごいって言ってくれてる。
私がリレーに出なかったら、皆きっと私に失望する。
それが怖くなった凛は、顔を真っ赤にしながら椅子に座ってじっと耐えた。
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