御堂先生は溺愛中




それから開会式が始まって、競技が進行していった。



凛たちは午前中は玉入れをこなして、あとはテントの下で応援をしていた。




それにしても暑いな…。




テントの下にいると言うのに、凛はだらだらと汗をこぼしながら興味なさそうにグラウンドを眺めていた。




お昼休憩に入ると、凛は一目散にクーラーの効いた教室に入った。



「涼しい〜。」



テントの下とはいえ何時間も外にいた凛たちにとってそこはオアシスのようなところだった。



涼しいをと入り越して寒ささえ感じるその教室で、凛と結奈は一緒にお弁当を食べていた。



凛はお弁当を半分ほど食べたところでお腹がいっぱいになった。



おかしいな、いつもだったらまるまる食べて、おやつも食べちゃうのに。



…まあいいや、この後リレーあるし、あんまり食べると影響出ちゃうし。




そう思って凛は特に気にせずにお弁当箱に蓋をした。