御堂は「だから、御堂先生、ね。褒めてくれてありがとう。ジャージの交換は不可です。」といつものように適当にあしらうと、こっそりと凛の姿を探した。 普段はおろしている髪の毛も、体育祭だからか高い位置で一本に縛っている凛に、御堂はこっそりときめきながら、バレないように視線を元に戻した。 「…今御堂先生、絶対凛のこと見てた。」 それに唯一気づいた結奈が、凛にこっそり耳打ちした。 「はあ?…いい迷惑なんですけど。」 凛はそう言うとため息をついた。