「いや、凛ちゃんならいけるよ!」
他の子がそう自信たっぷりに言うものだから、凛はギョッとしてその子の方を見た。
いやいや、無理だって!
なんの根拠があってそんなこと言ってるの!?
そう思ってあわあわしている凛には他のクラスメイトも気づいていないようで、「確かに!」と自信を持ち始めた。
「えっと…。」
そんなことないよ!と否定をしようとするも、皆の期待に溢れた視線に、凛は「…うん、頑張る。」とだけ言った。
「おーい、一走トラック内に集合しろー!」
先生の声に、凛はとぼとぼとトラックまで歩いた。
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