君と初めましての再会

寂しいまま、苦しいまま、何も伝わらないまま私はあっちに帰らなきゃいけないのかな?

「はぁ~」
「な、何?」
突然深く溜め息をつかれる。

「それのどこが最悪なことなの?立派なアプローチでしょ?」
「…!」

立派なアプローチ…か…。

「えっわっ何?」
「向葵ちゃぁ~ん!!好き!!」

ぎゅぅって抱きついた。
ずっと最高の友達でいたいなぁ。

「あ、ほら蓮美、彼見てるよ?」
「え、嘘…」
振り向きざま看板の板に手をついて間違えて擦ってしまった。