君と初めましての再会

「あ~ごめん、蓮美。俺の私怨で…。俺も蓮美との学校生活とか良いなって思ってる」
そう微笑む泉生さんに私も笑顔を返した。
けれど、泉生さんが一気に気迫を見せた。
クワッと真剣で少し怖い顔になる。

「でも蓮美約束して?無闇に人に近付かない。男には特に気を付けて?俺が一緒に居られないときは、一緒にこの時代にきたお友達と一緒に居て?その子女の子でしょ?」
「え、う、うん。はい。分かりました…?」

そんなこんなで登校初日になった。
教材などは今日の内に理事長さんが届けてくれると言う話しになった。
筆記用具などは泉生さんが貸してくれたものと、こっちに来た時にスマホはなかったけれど、お財布はあったので売店で少し買わせてもらった。

私は案外こういうとき緊張しない。
ピアノの発表会では毎回緊張していたけれど。
転校生という設定でこちらに来て、クラスで軽い自己紹介をして終わった。
席は先生のはからいで、向葵ちゃんと同じクラス、隣同士の席にしてもらえた。
けど…