君と初めましての再会

もう少しで理事長室なのに、私の足はすくんで。
目頭が熱くなって近くのしげみにしゃがみこんだ。

「うっうぅっ」

涙が頬を伝って、どうしようもなかった。
早朝だったお陰であまりまだ周りに人はいない。
そう…居ないはずなのに…

「蓮美!!」

思わず振り返った。
居るはずがない。
大好きな声が聴こえた。幻聴?

けれど、そこには肩で大きく息をしている。
大好きな人が立っていた。

私はゆっくりと立ち上がった。

「泉生…さん…?どうして…なんで…」