君と初めましての再会

目の前にいる泉生さんは、私の手をきゅっと握ったままどこか固まっていた。

あ、あぁぁぁああ!!
わ、私、なに言ってるの!?寂しいって何!?
しかも泉生さんのせいだなんて、意味が分からないにもほどかある。
そりゃ泉生さんもこんな顔しちゃうよ!

「い、泉生さん!気にしないでください!!」

涙をゴシゴシと拭う。
「その、泉生さんは何も悪くないんです。ただ、なんだかしんみりしちゃって…」
「…蓮「あのっ!」

泉生さんの言葉を遮って少し大きな声を出した。
「ご心配なく、ちゃんと明日、理事長さんに合ってきます。部屋も用意してもらえるように話します」

泉生さんはそんな心配していなかったかもしれないけれど。
私の頭のなかはそんなことでいっぱいで、何も言われていなし、聞かれていないのに、変な言葉が口をついて出た。