君と初めましての再会


確かに私はこれから行く宛がない。
でも男性の部屋に行くなんて……しかも知らない人だし……怖いに決まっている。

そう思ったのに……一瞬にして落ち着いた。
近くに男性がいるから震えは止まらなくとも、ここに入る拒絶の理由がなくなった。

だって、私に限って、あるわけがない。
男性が興味を持つような容姿を、私はしていない。

怖がることなんてないのだろう。
それでも、男性は怖い、しかも見知らぬ人でなおさら怖かった。
「……ここに、私をおいてくださるのですか?」

それでも背に腹は代えられない。
それに、心はどうにでもなる、耐えればいい、その瞬間瞬間を耐えれば、辛いはいつかおわるはずだから。