君と初めましての再会


「人の部屋の前で何してんの?」
私の思いとは裏腹に低い声で、刺すように冷たい声が聞こえた。

私はもう不安で声がでなくなっていた。
今にも膝から崩れ落ちそうだった。
扉から顔を出した彼は、状況を一目したあと大柄な男性に向き直った。

彼は身長は男性たちより少し高いくらいだが、細身に見えた。
それでも、服のしたの鍛えられて引き締まった体はみてとれた。
何故かシャツ一枚だったから。

彼は男性たちに落ち着いて話した。
「今外にはでては行けないはずですが?何故あなた方はここにいらっしゃるのですか?そして」

彼は言葉を止めると私を見下ろした。
「何故ここに女がいるのですか?」
その声にビクリとはしたが、彼の声音からはただただ、不思議だという気持ちを感じ取った。