君と初めましての再会

バス停には理事長さんと運転手さんらしき人が笑顔で話していた。

「来たね皆さん」

こちらに気付いてそう言った理事長さんに私たち未来からきた人以外の生徒が深々と頭を下げて一礼したので、私たちもあわてて頭を下げた。

「そんなに堅苦しくしないで。遅くなってすまないね。今日で帰れるよ」
みんな素直に出来なくとも笑って「ありがとうございます」と答えた。
「…今までの子達もここが名残惜しかったようだよ。そう思ってもらえたならうちは外装工事を考え直しても良いかもしれないね」

…外装工事…。
「そうですね。素敵な学校だったので、ずっとこのままで良いです」
私がそう答えると理事長さんはにっこりと笑って「良かった」と言った。