君と初めましての再会

今この世界に泉生さんと、私以外に音がないよう。


「蓮美、俺と付き合ってください」


戸惑いが隠せない。
目を見開いた今までにないほど大きく脈打った。
これは確信私は未来でも泉生さんと居る。
これはそのための約束。

私は小指からそっと泉生さんの手を取った。

溢れない。
でも、目にいっぱいの涙をためて微笑んだ。


「はいっ!」


世界が眩しい。
ここは私たちを引き裂く世界じゃない。出会わせてくれた世界。

音が聞こえ始めた頃には私たちの顔には満面の笑顔が咲いていた。