君と初めましての再会

柔らかく微笑む泉生さんに心が暖まった。

泉生さんの髪は右サイドだけにセットしていて、パーティースーツに身を包んでいて、一際輝いて見えた。
私が渡したピアスを耳に付けてくれている。

私も自然と笑みをこぼす。

「ごめんなさい、少し転んでしまって…泉生さんと最後まで居たいですからもちろん来ますよ」
「うん。俺もちゃんと出てきて良かった」

笑い合っていると、泉生さんがしゃがんだ。
いや、しゃがんだというのは語弊がある。

ダンスを誘うように手を出し、プロポーズをするように膝をついた泉生さん。

「まだ言えてなかったよね」
「え?」

音楽やダンス、会場の音が遠くなる。