君と初めましての再会

「蓮美…うん。そうだね。それに、和志くんとも未来できっと合えるよね」
「うん。もちろん」

私たちは目尻に涙をためて、笑い合った。



《それでは…パーティーの時間です今夜を皆様の華やかなダンスで飾りましょう!ねぇ!理事長!》
司会進行役らしき男性の挨拶の後、久しぶりに見た理事長さんにマイクが渡った。
《そうですね。今年の舞踏会が最後という生徒も多くいると思います》
理事長さんはきっと、私たちのことと、3年生の生徒へ向けていっているのだろう。
数週間ぶりにあったクラスメイトはみんな少し寂しそうな顔をしていて、笑顔の私たちをみて「能天気」とでも言いたげな視線を向けられていた。
けれど、終始楽しいで私たちは帰りたいから、明るいままで舞台に行きたい。

《楽しく忘れられないような会にしましょう》