君と初めましての再会

蓮美のお陰で彩色をもった環境を知り、蓮美を好きになって、どんどん愛おしくなって、どうしようもないくらいに惚れ込んだ。

ずっと、俺の腕のなかに居てほしい。

なんて、重い言葉を蓮美には伝えられないけど、蓮美だってこっちにずっと残っているわけにはいかない。
頭でしっかり理解している。
蓮美が嫌だと言ったとしても、俺は蓮美をもとの時代に返さなくてはならない。

心がどれだけ拒否しても蓮美が笑えない未来なんて見たくないから。

はぁ、と深いため息を吐く。
ベッドに身を投げて、瞼を、閉じようとしたときだった。

コンコン

と控えめに部屋の扉をノックする音をしっかり聞き取った。
俺は素直な歓喜で勢い良く起き上がると、一つ咳払いをして、落ち着いた後扉を開いた。