幼馴染の土葵くんは。





「はぁ~、……水族館楽しかった!江ノ島なんて久しぶりにきたし…連れてきてくれてありがと!土葵くん!」

「そんなに喜んでくれると思わなかった。」



そう言って、笑っている土葵くん。



「だって楽しかったし……。」

「じゃあ、次行こっか。」



その後は、仲見世通りで食べ歩きをしたり、展望台に行って夕日を見たり。
江ノ島の王道スポットをひと通り回って、夕飯時に寮に帰ってきた私たち。



「ご飯作るけど食べてく?和歌、いっつも食堂でしょ?」

「い、いいんですか!」

「何で敬語……?」

「ちなみにメニューは……?」

「んー、なにがいい?」



土葵くんは、実は料理上手。
土葵くんのお母さんが、料理研究家でそれに影響されたみたい。

小学生の時に作ってくれたご飯もすごくおいしかったけど、今はそれに磨きがかかってもっとおいしくなっているに決まっている。



「それじゃあ……小学生の時に作ってくれたハンバーグがいい……!」