なんでそこまで?


「マキが一人の時、悪魔が来て子供を作られたら困るからな…」



「いずれは、俺と作ってもらうことになる」

いつの間に?!

ドアに寄りかかるようにエリアルが立っていた。

て言うか!なんでエリアルと作らなきゃいけないのよ!?



「マキ、一つ言っておくエリアルに逆らうな」

…はぁ?

「忠告しといたからな」


リザはソファーから降りて、ドアの方に向かった。

「エリアルとマキはよく似合ってるよ。
美しき美女と美しき悪魔ってとこだな」


リザは出て行ってしまった。