-悪魔の花嫁-


「俺はもうすぐ死ぬでしょう…」

秀長さんが死ぬ…?

「秀長!!死ぬってどういうことだ!」

エリアルが秀長さんの肩をつかんだ。

「俺に家をくれって言ってたじゃあねーか!!」

エリアルがそう言うと、秀長さんは笑った。


「親父…東堂家に泥を塗ってしまってすみません…俺は…」

ゴホゴホと秀長さんは咳き込んだ。

「大丈夫ですか?秀長さん」

「大丈夫…」





秀長さんの腕の中にいた美弥ちゃんが消えた。

「美弥…」

近くにいないと聞き取れなかった。


「俺は…

…義理の母親と異母兄妹の妹2人と…親父が連れてきた女の人とその子供を殺しました…」

そう一気に言った。はっきりと…


周りがざわついた。