-悪魔の花嫁-

(エリアル視点です。)


「失礼します。」

「待っていたぞ!」

長い机の端に父が座っていた。その横に母が立っていた。



「エリアル!セアレスを手に入れたらしいな?」

上機嫌で尋ねられた。

「はい。」

「これでこの家の事任せられるな?」

と父は母に言った。母はニコッと微笑んではいと返事をした。

早く当主の証をもらわないと…

「で、もう宿したのか?」

「いえ、まだわかりません」

すまん!親父!

心中で謝っといた。

「そうか…まぁよい。お前、あれをエリアルに」

父は母に指示した。

証をもらえるのか?



「はい、エリアル。つけなさい、メンフィールド家の当主の証の指輪です。」

「ありがとうございます。」

箱の中から指輪を取り、右の薬指につけた。


「これからメンフィールド家を頼みますよ?エリアル。」

と母。

「はい。」