次の日の朝
教室に入ると、のぞむくんはいつも通り隣の席に座っていた。
だけど、私が「おはよう」と声をかけると、
いつものようにおはよう、と返してくれた。
⋯けど、私は気づく。
(なんだろう……前ののぞむくんぽい)
授業中も、目線や仕草は普段と変わらずなのに、心の距離が少し遠い。
話しかけると、壁にぶつかったみたいに彼の反応がいつもより薄く感じる。
私は心の中でため息をつきながら、昨日のことを思い出す。
放課後。やっと教室に誰もいなくなった頃、私は意を決して声をかけた。
「ねえ、のぞむくん……ちょっと話せる?」
彼は私と顔を合わせないまま、鞄に教科書を入れている。
「...ごめん、今日は早く部活に行かなきゃ」
声は優しくて、いつもののぞむくん。でも、私は胸の奥で痛みを感じる。
(こんな風に壁を作るの、初めて……やっぱり昨日のこと⋯⋯)
彼は淡々と応答するだけ。
結局、話し合いはうまくいかず、涙が溢れ出す。
のぞむくんに見られないように、顔をそむき
「そっか、!じゃあ、またあした、」
と言ったが、声が震えてしまった。
るなちゃん、と私を呼ぶのぞむくんの声が聞こえたが、心配させたくなくて振り返らず、教室を飛び出た。
教室に入ると、のぞむくんはいつも通り隣の席に座っていた。
だけど、私が「おはよう」と声をかけると、
いつものようにおはよう、と返してくれた。
⋯けど、私は気づく。
(なんだろう……前ののぞむくんぽい)
授業中も、目線や仕草は普段と変わらずなのに、心の距離が少し遠い。
話しかけると、壁にぶつかったみたいに彼の反応がいつもより薄く感じる。
私は心の中でため息をつきながら、昨日のことを思い出す。
放課後。やっと教室に誰もいなくなった頃、私は意を決して声をかけた。
「ねえ、のぞむくん……ちょっと話せる?」
彼は私と顔を合わせないまま、鞄に教科書を入れている。
「...ごめん、今日は早く部活に行かなきゃ」
声は優しくて、いつもののぞむくん。でも、私は胸の奥で痛みを感じる。
(こんな風に壁を作るの、初めて……やっぱり昨日のこと⋯⋯)
彼は淡々と応答するだけ。
結局、話し合いはうまくいかず、涙が溢れ出す。
のぞむくんに見られないように、顔をそむき
「そっか、!じゃあ、またあした、」
と言ったが、声が震えてしまった。
るなちゃん、と私を呼ぶのぞむくんの声が聞こえたが、心配させたくなくて振り返らず、教室を飛び出た。
