女嫌いな先輩に溺愛されています

ベンチは広いのに瑠加先輩は私の真隣に腰を下ろした。



うぅ……距離近すぎて心臓バクバクなんですけど……


「……る、瑠加先輩」

「なーに」

「ち、近い、です……」

お互いの肩が触れるくらい。


「わざとに決まってんじゃん」


「えっ……なんでですか…?」


「れいチャンのカワイー顔よく見えるし」


なっ……!


サラッとそういうこと言わないでよ……


私絶対今顔真っ赤……



手のひらで顔を隠そうとすると……


「なんで隠すの?」

瑠加先輩に阻止された。


「だって……
恥ずかしいので……!」


「だから隠したら意味ないじゃん」


な、なんでー?!


私今タコみたいに真っ赤だよ…?!

恥ずかしいよーー!


「その恥ずかしがってる表情見せてよ」



「やっ……うぅ……」


「れい可愛い」


「その顔俺以外に見せんの禁止ね」


そう言って瑠加先輩に抱きしめられた。



うぅ……絶対心臓の音聞こえる……


「れいの反応可愛いからもっといじめたくなるね」

「……いじめないでください……!」

心臓バクバクしすぎて死にそうなんですけど……


そういえば……

「な、なんで私のクラスに来たんですかっ……?」


「れいに会いたかったから」


そ、即答………


どうして私に……?


「放課後、俺とデートしようよ」


「でっ、デート?!」



びっくりしすぎて大きい声出しちゃった……



「教室まで迎えに行くから」