女嫌いな先輩に溺愛されています

放課後


私、葉月れいは勉強をするために図書館へ来た。



全く人がいないから集中できるんだよね。



早速勉強に取り掛かろうと教材を広げていると……




「ガタンッ」



えっ!?


誰かいるのかな?


大きな物音がした方へ行くと……


男の子がソファに倒れている!


いや?寝ているのか?


心配だし、声掛けてみよう。




「あのー大丈夫ですか?」



「……………」



返事がない……。


やっぱり体調悪くて横になっているとか……?


そんなことを考えていたら……




「きゃっ…………」



男の子に腕を掴まれ抱きしめられた。


待って待って!!



距離近すぎだよ………!



「あっ……あのっ!」



「………ん」



全然離してくれないんですけど……



寝ぼけてるよね?



力強すぎなんですけど!



「……あ」



あっ! やっと起きた!



「………」



いや、離してよーーー!



今起きたよね?



「離してくださいっ!……」



男の子を思いっきり突き飛ばした。



ソファから落ちた男の子



やばい……やってしまった……



「ご……ごめんなさい!!」



怪我させてないかな……?



「……突き飛ばされたの初めて」



だって、急に抱きしめられたんだもん。


びっくりするよ……!



「えっ……えっと……テンパっちゃって……!
ごめんなさい!!怪我ないですか……?」



「んー骨折れたかも」



うそ……?!



「ほっ……ほんとですか?!
保健室の先生を……」



「ジョーダンだって」