𓂃⟡.·
そう考えている間に学校に着いたようだ。彼とは同じクラスなので、ほとんど一緒に行動している。彼は私以外にも、「雲の向こうはいつも青空なんだよ」と、言い歩いている。大体の人は「へー」と、興味の無さそうな返事をして話を終わらせる。この学校は、あまり他人に興味が無い人が多いためそれが大半だ。もしかしたら言葉のキャッチボールが苦手なのかもしれない。自分の言えたことじゃないけど。そして、人に興味のある人は、「えーそれどういうことー?」と聞き返してくる。彼はその返答には答える気がないようで、「え〜なんだろうね」と自分から言った話のくせに話を切り上げた。私には気にならないの?と聞いたくせになんなのだろうか。 彼とは幼なじみなのだが、昔から何を考えているのかわからない。
いや、分かろうとしなかっただけかもしれない。彼はいつもどこか壁を感じる時がある。男女の幼なじみなんてそんなものか。もうすぐホームルームが始まる。彼はまださっきとは違う人に「雲の上はいつも青空なんだよ」と、絡みにいっている。私はそんな彼にそろそろ席に着け、と睨みをつけて彼を自分の席につかせると、前を向いて先生を待った。…?時間になっても先生が来ない。クラス中がザワザワしている。しょうがない。
「私が呼びに行ってくるよ。」と席を立つ。すると、
「えー?呼んできちゃう?あと5分だけ待ってみよ?」と女子が言ってきた。こう言われるだろうなと予想していたからすぐに、「でも…、もし集会なのに忘れてたりしたら大変だから…呼んでくるね。」と言った。
「だーかーらー。呼ばなくていいって言ってるよね?学級委員だからっていいこちゃんズラしないでくんない?」…また、やってしまった。こうなるとしばらくは私に絡んでくる。どうしよう…。俯きながら考えていたら急につま先に鋭い痛みが走った。
「痛っ…」どうやら足を勢いよく踏まれたようだ。
「ねぇ!!何無視してんの!?何とか答えなさいよ!!あんたなんて、私よりも偉くないの!ここで一番偉いのはこの私なの!!」そう言いながら私の足をグリグリと踏み潰す。急にどうしたんだろう。ヒステリックになっているのか話になんの筋も通っていない。
「っ…ごめん、私そんなつもりは…」
「ごめんなさいだろうが!!」彼女は辺りの椅子と机を蹴散らした。
「ごめんなさいっ…ごめんなさい。」とりあえず謝った。言うとおりにしていれば、これ以上ヒートアップすることは無いだろう。彼女は大きな声で話しすぎたせいか息を整えている。ちょっとそろそろ暴れすぎではないか。と内心はとても冷静で踏み潰された足の痛みをジリジリと感じた。…そろそろだろうか。その時ちょうど教室の扉が勢いよく開いた。
「…!大丈夫か!!」そう言って青ざめた顔をして私に近寄ってきたのは先生だった。
「私は大丈夫です。それよりも彼女をお願いします。勢いよく机と椅子を蹴散らしてたので多少、足にダメージがあるかと…。」私はそのまま伝えた。先生は彼女の腕を掴んで、目隠しをする。彼女は「キィィィィ、離せよ!!離せよォ!!!」と雄叫びを上げている。
「わかった。俺はこいつを保健室に連れていく。後は頼んでも大丈夫か?」私は「はい。」とだけ答えて教室を後にする先生と彼女を見送った。廊下からは彼女の叫び声が下の階から聞こえる。私は蹴散らされた机と椅子を並べ直しながら前回のことを思い出す。
そう考えている間に学校に着いたようだ。彼とは同じクラスなので、ほとんど一緒に行動している。彼は私以外にも、「雲の向こうはいつも青空なんだよ」と、言い歩いている。大体の人は「へー」と、興味の無さそうな返事をして話を終わらせる。この学校は、あまり他人に興味が無い人が多いためそれが大半だ。もしかしたら言葉のキャッチボールが苦手なのかもしれない。自分の言えたことじゃないけど。そして、人に興味のある人は、「えーそれどういうことー?」と聞き返してくる。彼はその返答には答える気がないようで、「え〜なんだろうね」と自分から言った話のくせに話を切り上げた。私には気にならないの?と聞いたくせになんなのだろうか。 彼とは幼なじみなのだが、昔から何を考えているのかわからない。
いや、分かろうとしなかっただけかもしれない。彼はいつもどこか壁を感じる時がある。男女の幼なじみなんてそんなものか。もうすぐホームルームが始まる。彼はまださっきとは違う人に「雲の上はいつも青空なんだよ」と、絡みにいっている。私はそんな彼にそろそろ席に着け、と睨みをつけて彼を自分の席につかせると、前を向いて先生を待った。…?時間になっても先生が来ない。クラス中がザワザワしている。しょうがない。
「私が呼びに行ってくるよ。」と席を立つ。すると、
「えー?呼んできちゃう?あと5分だけ待ってみよ?」と女子が言ってきた。こう言われるだろうなと予想していたからすぐに、「でも…、もし集会なのに忘れてたりしたら大変だから…呼んでくるね。」と言った。
「だーかーらー。呼ばなくていいって言ってるよね?学級委員だからっていいこちゃんズラしないでくんない?」…また、やってしまった。こうなるとしばらくは私に絡んでくる。どうしよう…。俯きながら考えていたら急につま先に鋭い痛みが走った。
「痛っ…」どうやら足を勢いよく踏まれたようだ。
「ねぇ!!何無視してんの!?何とか答えなさいよ!!あんたなんて、私よりも偉くないの!ここで一番偉いのはこの私なの!!」そう言いながら私の足をグリグリと踏み潰す。急にどうしたんだろう。ヒステリックになっているのか話になんの筋も通っていない。
「っ…ごめん、私そんなつもりは…」
「ごめんなさいだろうが!!」彼女は辺りの椅子と机を蹴散らした。
「ごめんなさいっ…ごめんなさい。」とりあえず謝った。言うとおりにしていれば、これ以上ヒートアップすることは無いだろう。彼女は大きな声で話しすぎたせいか息を整えている。ちょっとそろそろ暴れすぎではないか。と内心はとても冷静で踏み潰された足の痛みをジリジリと感じた。…そろそろだろうか。その時ちょうど教室の扉が勢いよく開いた。
「…!大丈夫か!!」そう言って青ざめた顔をして私に近寄ってきたのは先生だった。
「私は大丈夫です。それよりも彼女をお願いします。勢いよく机と椅子を蹴散らしてたので多少、足にダメージがあるかと…。」私はそのまま伝えた。先生は彼女の腕を掴んで、目隠しをする。彼女は「キィィィィ、離せよ!!離せよォ!!!」と雄叫びを上げている。
「わかった。俺はこいつを保健室に連れていく。後は頼んでも大丈夫か?」私は「はい。」とだけ答えて教室を後にする先生と彼女を見送った。廊下からは彼女の叫び声が下の階から聞こえる。私は蹴散らされた机と椅子を並べ直しながら前回のことを思い出す。
