愛のない結婚をした継母に転生したようなので、天使のような息子を溺愛します

 庭にはすでにルカがいた。
 そして昨日と同じように、庭にある花壇の縁にしゃがみ込みその中を覗いている。

 今日も侍女をつけずに一人でだ。

 乳母が彼の全権を持っているらしいけど、今日こそはどんな人なのか聞き出さないとね。

「ルカ様」

 私が軽く手を挙げながら近づくと、ルカはややはにかむような笑みを浮かべていた。
 そして私に合わせるように、ちょこんと胸の下で小さく手を振り返してくれる。

 かわいぃぃぃぃぃ。

 恥ずかしがる顔も、ほんのり赤くなったぷにぷにほっぺも、なんて可愛らしいの。
 あのぷにぷには犯罪ね。思わず触りたくなってしまうわ。