愛のない結婚をした継母に転生したようなので、天使のような息子を溺愛します

 うわぁ、最悪。

 一人は給仕なのか公爵の侍女なのか、やや年配の女性侍女。
 もう一人は、濃い緑の短い髪の秘書のような男性がいた。

 公爵の後ろに控える彼らも、私を見るなりその目を大きくさせる。

 こちらが驚きよ。
 まだ食事中だったのね。
 んー。せっかく新しく作り直してもらう食事が来るのに、この人と一緒だなんて。
 
 ムスっとしている人と食べるご飯ほど、おいしくないものはないのよね。
 無視しておこう。あの人は空気。ここには私一人だけ。
 うん。これがいいわね。

 無視を決め込んだ私は、向こうの反応を見ることなく、勝手に一人離れた席に座った。

 長いテーブルの本当に端と端。
 ベッドの縦の長さの二倍ほどあるだろうか。
 うん。ここなら視界にも入らないし、便利ね。