朝になると、昨日と同じようにあの三人組の侍女たちがノックもせずに入室してきた。
私がベッド上ですでに起きていたのにやや驚きながらも、彼女たちはあからさまに嫌そうな顔をする。
「もう起きていらしたんですか?」
「ええ」
「そんなに体力があり余っていてお暇なら、もっとご自分のことをやって下さってもいいんですよ?」
昨日、ラナと呼ばれた侍女が一番に声を上げた。
朱色の髪を一つに縛りまとめ、同色の瞳を持つ彼女が三人の中央にいるところを見ると、この三人の中では彼女がリーダー格のようね。
「自分で自分のことをねぇ……。でもそれって、あなた達の仕事ではないの?」



