愛のない結婚をした継母に転生したようなので、天使のような息子を溺愛します

 部屋の外には長く広い廊下があった。
 部屋は廊下を挟んで左右に数個あり、また中央には下へと続く階段がある。

 階段の手すりは金でつくられ、天井には水晶なのだろうか、輝く大きなシャンデリアがあった。

「絨毯はやっぱりどこも統一されているみたいね」

 さすが公爵家というところなのかしら。
 どれを見ても高級感たっぷりだ。
 私の部屋の中とは、いろいろ違うんですけど。

 こんなにお金あるなら、もう少し化粧品とか、あとはソファーとかあってもいいと思うのに。

 あんな木製の、簡素な一人用のテーブルセットじゃなくてさぁ。
 いや、あれでもいいけどせめてクッションが欲しいかな。

 ごつごつしていてお尻が痛くなっちゃうもの。