愛のない結婚をした継母に転生したようなので、天使のような息子を溺愛します

「もー。分からないことだらけね。なんでそこまで……」

 なんで私は我慢なんてしていたんだろう。

 ここの人たちに嫌われたくなかったから?
 それともここには、誰も自分の味方がいなかったから?

「それにしたってなぁ」

 それで寂しく死んでしまったら、意味ないじゃないの。
 我慢なんてするから、余計に状況が悪化していってしまったわけだし。

 少なくとも私は嫌だな。
 彼女たちとの関係も、それ以外も全部。
 前世とかに大した未練はないけれど、孤独のうちにまたもう一度死ぬなんて嫌よ。

「死んでしまったら何も出来ないのよ。もっとも、死んだから今ここにいるんだろうけど」

 それは置いておいて、今のところ、このキャラクターというかこの子の名前すら分からないから、まずはそれを探らないとね。